畳にいるダニ駆除・対策におすすめな方法を解説!発生する原因や環境についても紹介

畳にいるダニ駆除・対策におすすめな方法を解説!発生する原因や環境についても紹介

畳の部屋でくつろいでいるときに、かゆみや朝起きたときに赤いポツポツが出ていたなんて経験はありませんか?

その症状、実は畳に潜むダニが原因の可能性があります。

しかし畳はカーペットのように丸洗いできず、天日干しもしにくいため、「どう対策すればいいのかわからない」「業者を呼ぶのは高額だから避けたい」という方もいるでしょう。

そこで本記事では、畳にダニが発生する原因から自分でできる効果的な駆除・予防方法を解説しています。

また独自アンケート調査を実施し、実際に畳のダニ対策に効果があった方法もあわせて紹介しています。

清潔で安心して過ごせる和室を取り戻すためにも、ぜひ参考にしてみてください。

誰でも気軽に始められるダニ対策『ダニ捕りくん』
ダニ捕りくん|SIB製薬_LP

「ダニ捕りくん」は誰でも簡単に活用できるダニ捕りシートです。

「ダニ捕りくん」の特徴
  • 置く・引き寄せる・捨てるの3ステップで簡単退治
  • ベッドや寝具・押入れ・カーペットなど幅広い場所に対応

3ステップで利用できる手軽さと、どこにでも使える万能さを兼ね備えており、多くの家庭でダニによる健康被害を防げます。

「ダニ捕りくん」はこんな方におすすめ
  • 手軽にダニ退治がしたい方
  • お子様やペットがいるご家庭
  • ダニがいる場所を特定できていない方

\家庭内のダニを発見・退治できる /

【調査概要】

調査対象:20~70代以上の男女100名
調査方法:インターネットアンケート調査
実施期間:2025年12月5日~2025年12月9日

目次

畳に付くダニの種類|最も多いのはヒョウヒダニ(チリダニ)

畳に最も多く潜むのは、主にチリダニ(ヒョウヒダニ)とツメダニの屋内塵性ダニであり、それぞれの特徴は以下のとおりです。
※家の中に生息するダニの総称

ダニの種類特徴
チリダニ(ヒョウヒダニ)・室内ダニの大半を占め、畳・布団・カーペットに発生しやすい

・人を刺さない

・糞や死骸がアレルギー性鼻炎や喘息の原因になる

・湿度が高く、ホコリが溜まりやすい環境で繁殖する
ツメダニ・チリダニなどの小さなダニを捕食して生息する

・誤って人を刺すことがあり、赤い発疹や強いかゆみを伴う

・チリダニが多いほど発生しやすい

畳は「い草」などの天然素材を編んで作られており、細かい隙間に湿気やホコリが入り込みやすい構造をしています。

屋内塵性ダニが好む高湿度・温かさ・エサ(ホコリ・フケ) が揃いやすく、繁殖が進みやすい環境が整ってしまうのです。

特にチリダニが増えると、それを捕食するためにツメダニも発生しやすくなり、捕食の過程で誤って人を刺して強いかゆみを引き起こすことがあります。

実際に行った独自アンケート調査でも、「かゆみ・赤い発疹が出た」と回答した人が77%と最も多い結果でした。

実際に行った独自アンケート調査

これらの傾向から、ツメダニの刺咬など肌トラブルを経験している人が多く、畳のダニ対策は早めの対応が大切だといえます。

畳にダニを繁殖させないためにも、これから紹介する駆除・退治する方法を参考にしましょう。

【関連記事】
2つ並んだ噛み跡はダニが原因?他の虫との見分け方や根本的な対処法を解説

【家にダニがいるかわかる方法】ダニの種類とリスクを紹介

畳にダニが発生する主な理由【アレルギーの原因になるリスクも】

畳にダニが発生する主な理由【アレルギーの原因になるリスクも】

畳にダニが発生する主な理由は、以下のとおりです。

これらはすべて、畳の構造や生活環境と深く関係しており、条件が揃うほどダニが急速に繁殖しやすくなります。

ダニの繁殖を抑えるためにも、ぜひ参考にしてください。

高温多湿(室温20〜30℃・湿度60〜80%)の環境

畳は湿気を吸いやすい素材のため、以下のような高温多湿の環境になるとダニが繁殖しやすくなります。

  • 気温:20〜30℃
  • 湿度:60〜80%

畳表に使用されるい草は、内部に六角形の細胞が重なったスポンジ状の構造を持ち、空気や湿気を吸収・放出することで和室の湿度を調整しています。

しかし、吸湿性の高さによって、梅雨や夏場のような湿度が高い時期には畳の内部に水分が溜まりやすくなり、ダニの好む環境ができてしまうのです。

実際の独自アンケート調査でも、ダニが気になり始めた季節として「夏(梅雨の時期)」が69%で最多となっており、高温多湿の季節とダニ発生の関係性がうかがえます。

ダニが気になり始めた季節

さらに、湿気がこもりやすい環境ではカビが生えやすく、カビはダニのエサにもなるため、繁殖をさらに進める原因となります。

このように、い草の構造による吸湿性と季節的な湿度の高さが重なることで、畳は高温多湿の時期にダニが増えやすい状態になりやすいのです。

【関連記事】
ダニは何度で死滅する?効果的な温度・湿度管理や駆除対策を解説

ホコリ・食べかす・フケなどのエサがある

ダニは人間が落とす以下のような汚れをエサとしており、畳の隙間に入り込むことで繁殖しやすくなります。

  • フケ・アカ
  • 髪の毛
  • 皮脂
  • 食べかす
  • ホコリ
  • カビなど

い草の編み目は細かく、ホコリや食べかすが溜まりやすい構造のため、掃除機だけでは吸い取りにくい汚れが残りやすい点も特徴です。

また、畳の上で過ごす時間が長い・飲食物のカスが落ちやすい環境だと、ダニのエサが継続的に供給される状態となり、内部での繁殖がさらに進みます。

畳のダニを抑えるには、エサとなる汚れをため込まないことが重要です。

布団やカーペットの敷きっぱなし

布団やカーペットを敷きっぱなしにすると畳の通気性が失われ、湿気・熱・汚れがこもりやすくなり、ダニが増えやすい環境が整ってしまいます。

布団やラグは人の体温や汗を多く吸い込むため、そのまま放置すると湿気が畳へ移り、内部が乾燥しにくい状態になり、ダニ繁殖の原因になるのです。

さらに、寝具にはフケや皮脂が付着しやすく、これらはダニにとって格好のエサになります。

ある研究では、皮脂やフケから出るにおい成分がダニを引き寄せる可能性があり、汚れだけでなく寝具から漂うにおいもダニを呼び寄せる要因になると考えられています。
※参照:J-Stage「寝具の汚れおよび室内塵中のヒョウヒダニ誘引成分について」

布団カーペットの敷きっぱなしはできるだけ避け、使用後は定期的に干す・畳を換気するなど、湿気をため込まない工夫をしましょう。

【関連記事】
枕がかゆいのはダニが原因?放置リスクや手軽にできる対策方法を紹介

畳のダニを駆除・退治や予防する方法【独自調査による実例も紹介】

畳のダニを駆除・退治する方法は、以下のとおりです。

畳のダニ対策を実践した方を対象に行った独自アンケート結果もあわせて紹介しています。

効果が期待できる方法を知るためにも、ぜひ参考にしてください。

【関連記事】
ダニの弱点は意外なアレ!効果が期待できる駆除&予防法を解説

掃除機を正しい手順でかける

畳のダニ対策で効果が期待できる方法のひとつが、以下のように正しい手順で掃除機をかけることです。

手順詳細
掃除機前に軽く拭き掃除をする先にホコリを落としてから掃除機をかけると、排気によるアレルゲンの舞い上がりを抑えられる
一畳あたり40〜60秒を目安に、ゆっくりノズルを動かす・早く動かすと吸い残しが出るため、丁寧に時間をかけるのがポイント

・ブラッシング吸引タイプの掃除機なら、より効率よくダニ汚れを吸引可能
畳の目に沿ってまっすぐかける畳の隙間に入り込んだダニ・ホコリ・糞を吸い出しやすくなる
畳の縁は強く押し付けない傷みやすい部分なので、軽い力で優しく掃除する
参照:東京都保健医療局「住居とアレルギー疾患」

また独自アンケートでも「掃除機をじっくりかける」が69%で最多となり、手軽ながら高い効果が期待できる対策であることがわかります。

独自アンケートでも「掃除機をじっくりかける」

掃除機がけの頻度は、できれば毎日・最低でも3日に1回が理想で、ダニのエサとなるホコリやフケをため込まないことが、繁殖を防ぐポイントになります。

また、ダニアレルゲンを吸い込みやすいのは睡眠中のため、布団を敷く場所の掃除機がけは特に丁寧に行いましょう。

天日干し・乾燥で湿気を除去する

畳のダニ対策では、内部にこもった湿気を取り除くことも大切です。

ダニは湿度60%以上の環境で一気に繁殖するため、以下のような方法で畳を乾燥させましょう。

  • 晴れた日に畳を上げて天日干しする
  • 畳を上げるのが難しい場合は、布団乾燥機やサーキュレーターを活用
  • 換気を組み合わせて湿気を逃がす

また、独自アンケート調査でも、天日干し・乾燥の効果を実感したという声が寄せられました。

天日干しして除湿機をかけてがっつり乾燥させたら、良くなったなと思いました。

畳を上げて換気をしたり拭き掃除をしたりして、普段触らない場所が清潔になり、効果も実感しました。

夏場は難しいですが、春秋冬の換気はダニ対策含め、色々なメリットがあると感じました。

ただし、畳は直射日光で日焼けや劣化が起きる可能性があるため、天日干しの際は時間や方法に注意が必要です。

また、自分での対処が難しい場合や徹底的にダニを駆除したい場合は、畳専用の熱処理殺菌をプロに依頼する方法もあります。

このように畳の乾燥は手間はかかるものの、実際に行った人の満足度が高く、ダニ対策として有効な方法であるといえます。

ダニ駆除スプレー・燻煙剤を使用する

畳のダニ対策を効率的に進めたい場合は、ダニ駆除スプレーや燻煙剤を活用する方法も有効です。

【ダニ駆除スプレー・燻煙剤が有効な理由】

  • 直接噴霧することで畳表面のダニを素早く処理できる
  • 燻煙剤は畳の隙間まで成分が行き届きやすい
  • 一度に広範囲の処理ができ、再発防止にもつながる

実際の独自アンケートでも、薬剤の効果を実感する声が寄せられています。

燻煙剤を炊いたら、畳の上で雑魚寝しても皮膚がかぶれることがなくなった。

燻煙剤を使った後は布団の上げ下ろしの際にホコリが減って、気持ちよく眠れるようになりました。

畳をダニスプレーで除菌してから除湿器を使うことで、畳からダニが減ったように思います。

このように、スプレーや燻煙剤は即効性が高く、他の対策と併用することでさらに効果を発揮しやすい方法です。

ただし、使用後は換気が必要で、乳幼児やペットがいる家庭では成分や使用場所に十分注意しましょう。

薬剤成分が気になる家庭では、殺虫成分不使用・置くだけで使える「ダニ捕りくん」のようなダニ捕りシートを使用するのがおすすめです。

【ダニ捕りくんの特徴】

  • 天然由来成分で誘引
  • ダニを乾燥させて退治するタイプ
  • 赤ちゃんやペットがいる環境でも使いやすい
  • 畳・布団・カーペットの下に置くだけでOK

普段のダニ予防や繁殖を抑えたい方は、ぜひご利用ください。

\気軽に始められるダニ退治/

畳表の張り替えをする|和紙畳への張り替えもおすすめ

畳の内部までダニが入り込んでしまうと、表面の掃除や薬剤だけでは除去が難しくなります。

特に、長期間使用している畳や湿気の多い環境で使われてきた畳ほど、繊維の奥にダニの死骸やフンが蓄積しやすく、アレルゲンの温床になりやすい状態です。

こうした場合は、 以下のような理由から畳表の張り替えを検討しましょう。

  • 古い畳表に溜まったホコリ・フケ・ダニの死骸を一掃できる
  • 畳内部の湿気やカビも抑えられる
  • アレルギーの原因(ハウスダスト)を減少できる

また畳は主に以下の種類があり、張り替える際は和紙畳がおすすめです。

  • い草畳
  • 和紙畳
  • 樹脂畳

和紙畳は吸湿性が「い草」より低く、湿気を溜め込みにくいだけでなく、表面が均一で汚れが入り込みにくいです。

カビがほとんど生えずにダニのエサとなる汚れも蓄積しづらいため、ダニ対策としておすすめです。

畳のダニ対策でやってはいけないNG行動

畳のダニ対策でやってはいけないNG行動

畳のダニ対策において、以下のような行動は畳を傷めるなど逆効果になるので避けましょう。

概要詳細
濡れた雑巾でゴシゴシ拭く・大量の水分を使う・い草は水分を吸いやすく、内部に湿気がこもってダニの温床になる

・水拭きは基本NG

・拭く場合は、固く絞った布で軽く表面を整える程度に
スチームクリーナーを使う・畳内部に湿気が残り、カビ・ダニ繁殖の原因になる

・色むら・変形など、畳表を傷めるリスクが高い
畳を強く叩く・ブラシでこすりすぎる・ダニのフン・死骸が空気中に舞い上がりアレルギー悪化の原因になる

・強い摩擦で畳表が傷つき、毛羽立ち・劣化につながる
重曹・クエン酸・アルカリ性洗剤を直接使う畳はい草が薬剤に弱く、アルカリ性や酸性の成分は変色・シミ・劣化の原因になる

これらの誤った手入れを続けるとダニが繁殖しやすい環境を作るだけでなく、カビの発生や畳表の劣化を早める原因になります。

安全に対策するためにも、この記事で紹介した畳のダニを駆除・退治や予防する方法を取り入れ、畳の状態を整えていきましょう。

【関連記事】
ダニの駆除にアルコール消毒は効果が期待できない!その理由とおすすめの対策方法を解説

畳に発生するダニに関するよくある質問と回答

畳に発生するダニに関するよくある質問と回答は、以下のとおりです。

畳に対する疑問点がある方は、ぜひ参考にして安全に対策を行いましょう。

畳にゴマみたいな虫がいるのはダニ?

畳の上で黒いゴマのような小さな虫を見つけた場合、必ずしもダニとは限りません。

肉眼でゴマ粒のように見える大きさであれば、以下のような害虫である可能性が高いです。

  • シバンムシ
  • チャタテムシ

畳でかゆみや赤い発疹が出るなどの症状がある場合は、見えないダニによる影響も考えられるため、適切な対策を進めていきましょう。

【関連記事】
茶色い小さい虫の正体はダニ?チャタテムシとの見分け方と安全な駆除・対策法を解説

畳に繁殖しているダニは目視できる?

畳に潜む代表的なダニ(チリダニ・ツメダニ)は、肉眼ではほとんど見えません。

  • 大きさが0.2〜0.4mmと極めて小さいため、肉眼で識別ができない
  • 畳の目や繊維の隙間に入り込み、表面に出てこないことが多い
  • 動きも遅く、黒い粒のように見える形状ではない

家や布団にダニがいるかを調べられる方法は、主に以下の4つです。

  • 健康被害を確認する
  • 「白い粉」や「黒い点」を確認する
  • ダニ検査キットを使用する
  • ハウスダストセンサー付き掃除機を使用する

これらのダニがいるか分かる方法については、別記事でも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

畳でかゆみが発生する場合はダニの可能性あり!しっかり対策をしよう

畳の部屋で過ごしているときにかゆみ・赤い発疹が出る場合、チリダニやそれを捕食するツメダニが原因である可能性があります。

特に、湿気が多い環境や布団の敷きっぱなしが続くと、ダニが繁殖しやすく、症状が出やすくなります。

まずは、本記事で紹介したような掃除機がけ・湿気対策・天日干し・畳表の張り替えといった基本的な対策を早めに行いましょう。

しかし、忙しくて十分な対策が行えない場合や、子ども・ペットがいるため薬剤の使用を避けたい家庭では、ダニ捕りシートを併用する方法が有効です。

自然由来成分で安心して使える 「ダニ捕りくん」 は、子どもやペットのいる家庭でも使いやすく、畳のダニ対策を日常的に続けたい方に向いています。

【ダニ捕りくんの特徴】

  • 置くだけ簡単
  • 誘引+乾燥のW効果
  • 殺虫剤・化学成分不使用
  • 約3ヶ月効果が持続
  • 捨てるだけで簡単処理
  • 広範囲に対応

ダニ捕りくんは、置くだけでダニを誘引し内部で捕獲してくれるため、畳の上でも安全に使用でき、手間なくダニ対策を続けたい方におすすめです。

手軽に畳のダニ対策を始めたい方は、ぜひダニ捕りくんを取り入れてみてください。

\気軽に始められるダニ退治/

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